神奈川県立新羽高等学校(加藤俊志校長)は1月8日、フェリス女学院大学の谷知子教授を招き百人一首の講演を行った。
同講演は県教育委員会が行っている「コンソーシアム事業」の一環。これは生徒の主体的な学びを実現するために、高校と大学や企業等が連携して学習機会を提供するもの。新羽高校では国語への関心を高めるため「百人一首大会」を開催していることもあり、和歌を研究する谷教授の講演が実現した。
当日は「恋心」をテーマにした和歌の解説に加え、現代にある百人一首として、同大学生による「百人一首にちなんだ和菓子作り」の取組みを紹介。「大学の教授の話を聞けるのは生徒にとって貴重な体験」と加藤校長。生徒たちもノートを取りながら真剣な表情で聞き入った。
「百人一首の魅力や言葉の持つおもしろさに気づいてくれれば」と語るのは谷教授。また「自分を過小評価せず新しいことに挑戦してほしい」と生徒たちにエールを送った。
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