港北区版 掲載号:2019年2月7日号
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県政報告【16】 まもなく翔び立つあなたへ【2】 県議会議員 武田しょう

 2020年は教育分野も大きな変革の節目を迎えます。国では新たな学習指導要領が導入され、従来の大学入試センター試験が「大学入学共通テスト」に変わります。

 特に大きな特徴は国語と数学への記述問題導入で、たとえば「もし日本という国がなかったら、世界は今とどう異なっていたと考えられるか。複数の観点から考察し、600文字以内で答えよ」など、授業で習った知識だけでは対応できない出題が予想されます。

 アメリカ留学時代、大学でHP(ホームページ)を作成する授業がありました。課題を与えられ、教授から習った通りに作成したら満点が貰えるかと思いきや、実際の判定はC(可も不可もなし)でした。問われていたのは「学びの再生」ではなく、私自身の「創意工夫」だったのです。

 まもなく小学校で始まる「プログラミング教育」にも、同じ事がいえるかも知れません。名称ゆえ誤解されがちですが、そのねらいはプログラマーやエンジニアの育成ではなく、課題解決のための考え方(=プログラミング的思考)の醸成にあります。知識を詰め込むだけではなく、その知識をもとに、最適な答えにたどり着くためはどうすればよいか。AI到来時代の今後はそのような柔軟な発想が、学ぶ側にも育てる側にも求められます。

 新学習指導要領の導入は小学校(2020年度)、中学校(2021年度)、高等学校(2022年度)と段階的に実施されますが、神奈川県の教育施策は誰のためにあるのか。そこを履き違えることなく、生徒のための教育施策を進めていかなければなりません。そのためにも今後の動向には、引き続き注目して参ります。

武田 翔

横浜市港北区菊名1-6-11 平田ビル3F

TEL:045-947-2712

http://www.shotakeda.com

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