猫の譲渡会「いつもへそ天」のメンバーでTNR活動ボランティア 潮木 ひとみさん 新吉田東在住 47歳
ペットの幸せを願って
○…12年前、犬の散歩中に見かけた子猫をどうしても見捨てられなかった。「2日連続で連れて帰ってしまって」。もう自分が拾わないようにと始めたのが、捕獲・去勢手術(TNR活動)を行うボランティア。当時野良猫の苦情があった新吉田町会付近から活動を開始した。目に見えて減少する猫の数。町内会からは助成金がおりるようになったという。「猫が憎まれるくらいなら、最大限の配慮をしてあげたい」
○…幼少期から動物好き。学校では生き物係を務めた思い出も。小1だったある日、子猫を拾ったことが。しかし集合住宅という環境で飼うことは難しく、涙の別れ。結婚後初めて飼ったトイプードルは、不慮の事故で天国に。この2つの悲しみから「どれだけ一緒にいられるかわからないから、飼い主としてできることを」という思いが生まれた。次第に強まっていったペットの幸せを願う気持ちが、活動の原動力となっている。
○…昼間に主婦業、夕方から夜に捕獲とせわしない生活を見守ってくれたのは、理解ある夫と2人の息子。一緒に食事や映画に出かけるという仲良し家族だ。いつも皆がリビングに集まっていたのは愛犬・愛猫がいたからこそ。「息子の思春期や受験生時代も、家の中をほっこりさせてくれました」。現在飼っている13歳のおばあちゃん犬は病気を患っているため、TNR活動は休止中。「私は良い飼い主じゃないの。活動を通して他の子も可愛がっていたから」。だからこそなるべく多くの時間をともにしたいと切なげな表情。
○…今力を入れているのは月1回の譲渡会運営。引き渡し時の家族の笑顔を見て、「この子、凄く幸せになるな」と感じる瞬間が、自分の幸せでもある。猫に優しい世界は彼女が創って行くのだろう。
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