ＹＡメンバーと元気いっぱいに踊った6年生児童
市立高田東小学校（小田和宏校長）で５月21日、６年生児童71人に自己表現の大切さを学んでもらおうと、ショーをつくり上げるワークショップが行われた。
児童に歌やダンスを指導したのは、各国でワークショップを開く米国の非営利活動団体、ヤングアメリカンズ（ＹＡ）のメンバーのうちの15人。主催は横浜北部ハマッコ応援プロジェクト（清水美弥子代表）で、同様の取組みは横浜市立小学校では３校目（４回目）。
外国の若者と接することに初めは慣れない様子の児童だったが、次第に打ち解け、動作確認等でＹＡメンバーに「ＯＫ？」と問われると、元気に「ＯＫ」と返していた。
リハーサルを終えマイクを向けられた児童は、「初めは恥ずかしかったけど、歌を歌うのが楽しかった」と率直に。自身の意見を言えたことに対し周囲からは大きな拍手が起き、ＹＡメンバーから「その勇気を忘れないで」と声をかけられた。
最後に下級生や保護者、来賓を前に、ワークショップで練習したライオンキングの曲に合わせたダンスなどを披露した児童たちは、自信に満ちた表情。「夢を大きく持って努力する大切さを伝えたかった」とＹＡメンバーのリーダー、ジェシカ・ヘンダーショットさんは児童らへの想いを語った。伸び伸びと踊った児童らを自らもビデオカメラで撮影していた小田校長は「内にある表現力を引き出してもらい、子どもたちの表情が変わっていった。素敵な経験だった」と振り返った。
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