市政報告「市政」噛みくだき 86 通学路の安全強化へ 横浜市会議員 望月やすひろ
緊急要望
5月28日に川崎市で発生した痛ましい殺傷事件を受け、公明党横浜市会議員団は、林文子横浜市長に対し、子どもたちの安全確保に関する緊急要望を行いました。
登下校時における防犯対策に関する「学校の防犯マニュアル」の見直しを進めることや、集団登校時の集合場所などの子どもたちが集まる場所を重点的に点検すること、緊急時における学校と家庭との情報共有に関するシステム導入の促進など、6項目にわたり要望し、市長と意見交換を行いました。また、滋賀県大津市で発生した事故を受け、保育・教育施設や各小学校のスクールゾーン対策協議会等から要望のあった交差点についても点検を実施するよう重ねて要望しました。林市長は、市議団からの要望を深く受け止め、未来の宝である子どもたちを守るため、関係局で協議し、しっかり対応していくと応じました。
フェンス設置
通学路上のブロック塀等の改善も進んでいます。市内61校の倒壊の恐れがあったブロック塀は3月末ですべて撤去、軽量なフェンスへの置き換えが完了しています。また、昨年度に実施した通学路上のブロック塀等の調査をもとに、高さ2・2mを超えるものなど、改善が必要なものについては、所有者に対する補助制度の案内や改善に向けた取り組みも始まっています。
横浜の未来を担う大切な子どもたち。誰一人、事故や事件に巻き込まれぬよう通学路の安全強化へ邁進してまいります。
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