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港北区版 公開:2019年8月8日 エリアトップへ

第24期 よこはま・ゆめ・ファーマーに認定された 横溝 由綿子さん 新吉田町在住 55歳

公開:2019年8月8日

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やりたいこと、やらなくちゃ

 ○…農業経営、農家活動、地域活動などに主体的にかかわっている女性農業者を支援する横浜市独自の制度「よこはま・ゆめ・ファーマー」。果樹の収穫やジャムづくり体験を掲げ、第24期よこはま・ゆめ・ファーマーとして認定された。「体験を通し、地域の人に農業を身近に感じてもらえるきっかけに」と意気込む。

 ○…建設業と農家を兼業する夫との結婚を機に農業の世界に。工務店を手伝う傍ら、義父母と浜なしを育てた。農業は全くの未経験だったが「やるしかない」と奮闘。今では手感覚で重さピッタリに箱詰めもできると白い歯をこぼす。数年前に梨園を閉じ、今春から柑橘類の果樹園づくりをスタート。新しい挑戦は未知な部分も多いが、今回の認定で女性農家の知り合いも増え「助言ももらえるし、女性として共感できる部分も多くてありがたい」と笑顔を見せる。

 ○…南区出身で、小・中・高は綱島で過ごした。幼少期の一番の楽しみは、夏休みに千葉県勝浦市の祖父母の元へ行くこと。毎日すぐそばの海で一日中遊んでいたという。大人になり、しばらく海から離れていたが、15年ほど前に友人の誘いでサーフィンと出合うと、「波にきれいに乗れた時の快感は言葉で言い表せないほど」とすっかり魅了された。スクールにも通ったといい、現在は毎週のように波を求めて、湘南に足を運ぶほどに。「環境などを理由に諦めがちだけど、人生はやりたいことをやらなくちゃ」

 ○…大好きなサーフィンも農業を始めたのも、きっかけは「人との出会い」だった。果実の加工・販売だけでなく観光農園として「地域の交流の輪が広がる場にしたい」と話す。果樹園を始動させられるのはおよそ5年後。来るその日を待ち望みながら、小さな若木に期待を膨らませる。
 

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