港北区役所と港北図書館は7月30日、「図書館お仕事体験と紙芝居づくり」を同図書館で開催した。
同イベントは、港北区読書活動推進事業の一環として、全3日間で図書館の仕事体験に加え、館内の本や資料を使ったオリジナルの紙芝居づくりなどを行うもの。
初回となった当日は、小学1〜4年生の10人が参加し、まず図書館の概要や本の分類などを学んだ。同図書館にはおよそ15万冊の本が所蔵されており、それらを積み重ねるとどれほどの高さになるかというクイズでは、「ランドマークタワー7基分」という正解を聞いた子どもたちは驚きの表情に。その後は普段は入ることのできない書庫など、館内をくまなく見学。自分たちが生まれるよりもずっと前に作られた本や部屋一面が本で埋められた光景に、児童たちも圧倒されていた。
イベント後半は、いよいよ図書館職員の仕事を体験。本の貸出と返却についてレクチャーを受けた後、職員を利用者に見たてて業務を行った。初めての作業に戸惑いながらも、バーコードリーダーを楽しそうに扱っていた。
今回のイベントで初めて同図書館に訪れた児童もいたといい、指導を担当した同図書館司書の中島美佐子さんは、「体験を通し図書館を身近に感じてもらえれば」と話していた。
最後に児童たちは紙芝居の参考になる本を参照して初回は終了した。
来年には開館40年を迎える同図書館。青木邦男館長は、「本を読むだけでなく、これからも交流の場として地域に愛される場であれるように」と笑顔を見せた。
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