来年夏のオリンピック・パラリンピック「東京2020大会」開催を前に、英国代表のキャンプ地となる日吉から機運醸成を――。3日に開催された日吉本町東町会(白鳥千代子会長)主催の盆踊り大会では、東京五輪音頭2020の盆踊り披露を始め、駐日英国大使館太鼓会『どんBRI』の太鼓演奏などが実施され、地域から国際交流のムードを盛り上げた。
昨年から東京2020大会に向け、「日本の文化である祭りを通じて、オールジャパンで一緒に盛り上がる」という趣旨で(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会によって実施されている「東京2020応援プログラム(祭り)」。同プログラムに登録されると、東京五輪音頭のDVDなどの貸出、特別デザインの祭りマークが使用できるなどの特典があり、日吉本町東町会も昨年から登録申請してきた。
また英国チームのキャンプ地に慶應義塾大学日吉キャンパスが選ばれたことから、今年は東町会にある日吉中央通り会(事務局長/西協秀人さん)の協力もあり、関連イベントとして英国大使館の職員を中心に活動している太鼓グループ「どんBRI」にも出演を依頼。加えて同大学で活動する学生ボランティア組織「KEIO 2020 project」にも呼びかけ、学生らにも東京五輪音頭への参加協力を快諾してもらったという。
東町会の踊り手のメンバーと学生らが合同で練習できたのは、定期テストの日程もあり一日のみ。だが、参加した学生たちは、事前に動画を見るなどして自主練に励んだこともあり、1時間ほどの稽古で息ぴったりに。
本番当日は、絶好の祭り日和。「どんBRI」の迫力ある太鼓実演、子どもたちの太鼓体験の後、東京五輪音頭が披露され、壇上では、浴衣に身を包んだ学生と町会の踊り手メンバーが一糸乱れぬ動きで場内の拍手を誘った。
終了後、檀上で白鳥会長は「太鼓演奏は素晴らしかった。踊りは、学生さんたちの憶えが早くてびっくり。これを機に、より多くの若い人たちが地域の祭りに参加してくれたら」とあいさつした。栗田るみ区長も「今日は五輪マーク入りの浴衣で来ました。キャンプ地で地域交流は素晴らしいこと」と笑顔を見せていた。
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