横浜市幼稚園協会港北支部長を務める 久米 真浩さん 小机町在住 56歳
見えないものこそ大切に
○…10月から始まる幼児教育・保育の無償化、少子化問題、保育士不足など幼児教育を取り巻く環境はめまぐるしく変化している。その中で、質の良い教育を届けていくために、区内17園が加盟する横浜市幼稚園協会港北支部をまとめる。「年一回の研修旅行が良好な関係を作る秘訣」と話す。
○…小机生まれ。一度はまるとストイックになる性格で、中学では野球を、大学ではサイクルサッカーを、現在はウォーキングを。終わった時の達成感が好きなのだという。仏教系の大学に進み、歴史学科で教員免許を取得。25歳から家業である幼稚園で働き始めた。当初は「なんとなく働いていた」が、次第にその面白さにはまり、幼児教育をきちんと学びたいと、29歳の時、自分で貯めたお金で短大へ。できることは全部しようと10歳下の学生と演劇やピアノなどの授業を受けた。
○…「3代目って問題児ってよく言うでしょ」とおどけながらも「子どもが成長するには環境が大切。上質な環境をつくるのが仕事」と幼児教育への熱い想いを覗かせる。答えがたくさんある中で“いい加減”を探し続けている。そのためにコミュニケーションが必要と、保護者や園児、職員らと直接話をする時間を大切にしている。実は話すことが苦手だったというが、ロータリークラブに加入し関わりが広がったことが転機となり、自分から発信するように。「気持ちとか目に見えないものこそ大切にしたいから」と書き始めた園だよりには、楽しみにしている保護者の声が寄せられる。
○…グルメな一面もあり、「何か食べたいときは久米さんに(聞く)」という人も多い。「小机周辺のほか、京都・名古屋・札幌のお店も紹介できますよ」。人とのつながりを大事にする姿勢は、こんなところにも表れている。
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