南日吉商店会(小嶋純一会長)は9月7日、恒例イベント「夜店」を開催した。今回は、地元の学生たちの有志団体「ポメラニアン」が、「勉強」をテーマにブースを出展。若者たちの地域社会への参加により、更なる商店街の活性化が期待される。
テーマは「勉強」
学生有志団体のメンバーは、慶応大学大学院の榎本敬太さん、甘利祐希さん、岡村衣里子さん、加藤大季さん、嶋優見さん、栃岡宏臣さんの男女6人。今年7月に授業の一環で同イベントにブースを出展し、「地域のために頑張っている人々の姿に感動した」(榎本さん)といい、実習メンバーから有志を募り、自主的にブースの出展を決めた。
小嶋会長は「前回の実習でとても楽しかったということで、再び参加したいと言ってくれた。地元の学生たちが商店街に関心を示してくれるのはありがたいこと」と笑顔を見せた。
テーマは「勉強」。学生ならではの企画を考案する中、同地区は中学校受験をする児童が多いことを知り、子どもたちと「勉強」を通して交流する企画を考案した。内容は、難関中学校の過去問題などを集め教科ごとに特別問題集を作り、子どもたちが正解することができたらお菓子をもらえるというゲーム形式。また、自分たちの経験を生かして、勉強など子どもたちの悩みの相談に応える機会も用意した。榎本さんは「単に学力をつけるだけでなく、楽しく問題にチャレンジして、交流するきっかけになってくれれば」と話す。
当日は、児童たちが続々と問題に挑戦。難易度の高い問題に思わず頭を抱える姿もあったが、正解すると嬉しそうな笑顔を浮かべていた。
「子どもたちに楽しんでもらえて何より」と小嶋会長。「若い人の勢いに負けず一緒になって商店街を盛り上げていきたい」と意気込みを見せた。
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