港北区三師会などで構成される港北区高齢者支援ネットワークは10月17日、港北公会堂で講演会「在宅医療・介護とは何か」を開催した。
今回のテーマは「認知症」。認知症の人とその家族がどのように最期まで自宅で過ごすかに焦点を当てた寸劇を披露。区医師会の鈴木悦朗会長らが、患者やその家族、医師や民生委員などの役に扮して、物忘れなどの症状や在宅医療の現場の様子などを熱演した。
その後、劇中のシーンを例に、在宅医療と救急の違いなど、在宅医療の仕組みを鈴木会長が解説。また、認知症高齢者が外出時に迷子になった際の帰宅を支援する「かえるネット」やケアについての自分の意志を示す「もしも手帳」、家族や医師らと将来について話し合う「人生会議(ACP)」という新しい考え方などを紹介し、参加者は真剣な表情で聞き入った。
港北区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|