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ラグビーW杯(ワールドカップ) 44日間の熱闘、港北で幕 機運の高まりに、街づくり

スポーツ

掲載号:2019年11月7日号

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 横浜国際総合競技場で11月2日、ラグビーワールドカップ2019(TM)日本大会の決勝戦が行われ、港北の地でスポーツの祭典が幕を閉じた。決勝戦の様子は港北公会堂のパブリックビューイング(PV)でも放映され、観衆は大会の雰囲気を存分に味わった。区では「この機運の高まりを街づくりにつなげたい」としている。

 ラグビー伝統国同士の一戦は、激闘の末、南アフリカが制した。横浜国際総合競技場が決戦の場となる中、PVが行われた港北公会堂には約350人が集まり、試合の行方を見守った=写真。得点に迫るシーンではひと際大きな声援があがるなど、場内は熱気に包まれた。樽町から両親らと駆け付けイングランドの旗を片手に応援した西垣遙香さん(4)は、「また見たい?」との問いに、「うん」と頷いた。

街の様子、反応は?

 9月からの大会期間中、外国人など多くのラグビーファンが訪れた新横浜周辺。新横浜プリンスホテルでは、その間の客室単価が30%アップした。特設のラグビービアホールは、当初13日間の予定だったが、好評につき16日間に延長した。また、地元のバー、横浜ハイボールではビールが1日400リットル売れた日もあり、朝から来店する客や一人で10杯飲む客もいるなど、想像以上の来客があったという。

 大会に向け、行政と連携し街を花で装飾するなど、来街者を「おもてなし」した新横浜町内会の会長、金子清隆会長は「素晴らしい大会だった。テレビの視聴率は40%を超え、周囲でも『面白い』という声があった」と振り返った。また、町内会活動の一環で、花を装飾するハンギングバスケットのつくり方を約60人の参加者に指導した河野自然園の井上まゆ美社長=中面、人物風土記で紹介=は「街と調和する色合いを考えた。来街者が喜んでくれ、つくり手にとっても良かったのでは」と充実した表情を浮かべた。

 行政や地域一体で成功に向け機運を盛り上げるなど、港北区にとって貴重な経験となった今大会。港北区ラグビーワールドカップ横浜市推進担当の山本憲司課長は「ここからが大事。この機運の高まりを、まずは来年のオリンピック・パラリンピック、そして広く街づくりにつなげたい」と今後の展望を語った。
 

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