団結力が強さの秘訣と話すメンバーら
大綱中学校の女子陸上競技部は11月9日、神奈川県中学校駅伝大会に出場し悲願の初優勝を果たした。12月15日に滋賀県で開催される全国大会に初出場する。また、12月1日に本県開催の関東大会への出場も決まった。
1区を務めた田中美優さん（2年）。持ち味のタイムの良さでスタートを切った。ガツガツとトップとの差を縮めた2区走者は北原怜奈さん（2年）。2位でパスされ首位争いを制し、区間賞の走りを見せた3区の阿部美夕さん（2年）は2位に22秒の差をつけ襷をつないだ。続く4区は小野寺令さん（1年）。1年生ながら落ち着いた走りでリードを47秒まで広げ区間賞を獲得。アンカーを務めたのは駅伝主将の綿貫琴弓さん（3年）。各校のエースがひしめき合うなか、「『全国に行く』と去年叶わなかった思いが力になった」と1位でゴールテープを切った。補員は主将の服部秋さん（3年）、上田玲奈さん（2年）、栗田歩実さん（1年）。顧問の林弘幸教諭は、「これまでの成果の積み重ねが実った」と初優勝の喜びを語り「走った5人だけでなく、力のある控え選手がチームを強くしている」と讃えた。「神奈川県の代表として恥ずかしくない走りで入賞を目指す」とメンバーは口を揃えた。
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