極真会館横浜北支部・新横浜道場に所属する上田幹雄さん(24)が、11月22日〜24日に武蔵の森総合スポーツプラザ(東京都)で開催された「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」で初優勝。日本人選手として、16年ぶりの快挙達成となった。
同大会は、極真会館が4年に一度開催する、体重無差別の「空手世界一」を決める直接打撃制空手の最高峰の大会。世界一の称号をかけて、各国から166人がエントリーした。上田選手は、昨年末の日本選手権で初優勝し、自身二度目の世界大会に挑戦。日本王者としての重圧もあったが「プレッシャーに負けるようでは世界一にはなれない。それに負けないよう練習を積み重ねた自信があった」と、計8試合の激戦を勝ち上がった。
決勝は、本戦3分、延長2分でも決着はつかず、再延長戦へ。ここでも両者譲らぬ激闘となった2分間は「立っているだけでもしんどいほど」だった。大会規定により決着は、大会初日に割った板の枚数を競う、試し割判定に。6枚差をつけていた上田選手が初の戴冠となった。
「空手を始めた5歳の頃からの夢。試合中は、これまでの思いが巡ってきた」と振り返る。極真会館の松井章奎館長からは「世界一には、強い者ではなく、ふさわしい者がなれる」と言われ、日頃の練習では妥協せず、礼節や立ち居振る舞いまで意識して過ごしたという。「紙一重だったが、日々の鍛錬が勝利につながった。必然の積み重ねが生んだ幸運だったかな」と振り返る。「周囲の人々の支えのおかげでここまでこれた。元々目標は世界二連覇。ここからがスタートラインと思い、修行に励みたい」と先を見据えた。
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