新横浜にある学校法人岩崎学園・横浜医療情報専門学校(岩崎文裕学校長)の医療事務科に在籍する2年生が12月20日、同校の在校生を対象とした献血活動を実施した。
当日は123人が受け付けし、健康状態の確認やヘモグロビン数値の計測等を経て、72人が献血した。
医療事務科2年生は、卒業研究として若年層の献血数を増やす取組みを行っており、今回の献血活動はその一環。10〜20歳代の献血者数が、同年代の人口減少割合を上回る割合で減少し、将来の輸血医療への支障が懸念される中、周囲に献血の必要性を広めることが重要と考え、日本赤十字社と連携し献血の機会を設けた。
楽しむ工夫も
献血に興味を持ってもらうよう呼びかけたり、協力者に菓子を進呈したりし、楽しみながら参加できるよう取り組んできた学生ら。この日は、貧血で採血できない人を減らすため、待合室を暖かくして血行を良くしたほか、ココアを提供し血糖値を上げるなどの工夫も加えた。
「自分は健康。血液の提供で助かる人がいるなら」と活動に取り組んだ石村若菜さん(医療事務科2年)は、「困っている人の手助けに積極的」(同校教務部、小松加代子部長)な学生。人の役に立ち、信頼される社会人になりたいと真剣な眼差しで話してくれた。
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