横浜市が2012年から実施する「男女共同参画貢献表彰」で今年度の受賞者が10日に発表され、港北区から関治美さん(新吉田あすなろ連合町内会長)と防後優子さん(城郷地区連合町内会長)が推進賞を受賞した。
市では、男女共同参画社会の実現に向けて他の模範となる貢献のあった個人・団体に対し、表彰を実施している。
今回、推進賞を受賞した関さんは、町内会役員を皮切りに1989年からは民生委員・児童委員の誘いを受けて活動。その後、新吉田あすなろ地区民生委員児童委員協議会会長、新吉田第一町内会長を経て、現在では新吉田あすなろ連合町内会長と同地区社会福祉協議会長を兼任。「今、週7日のうち、会議等の予定がないのは2日くらい。主婦なので、家事は予定の合間の時間にやっています」と微笑む。四人の子どもを育て上げ、義両親の介護を行いながらの地域活動に対しては「義父をはじめ、夫、家族が応援してくれたのでできたこと。子どもたちは、義両親が元気な頃はよく面倒見てもらいました」と謙遜する。地域活動は楽しいことも多く、当然のことをやっていただけなので表彰されて驚いているとも。
同じく推進賞を受賞した防後さんは、市内初の女性だけの消防団の一期生。地域のこども会で活動していた際、町内会役員にと会長から誘われ、2008年の会長退任時には小机大堀町内会会長に。その後、区内初の女性の地区連合町内会長として城郷地区連合町内会長に。小机城址まつり実行委員長も兼任し、準備・運営を取り仕切る。「目の前の仕事を一つひとつこなしてきただけ。女性初の会長にという時、町内会の女性会員や役員の人たちから『応援してるよ』と声を掛けて貰ったのが力になった」と話す。子ども二人の育児、義母の介護も並行しての活動。「夫・家族の協力なしには続けられなかった。また人とのつながりが広がって、楽しいことも多いからこそ継続できたのだと思う」
区連会議で女性は二人。これからも励ましあって活動していきたいと今後の抱負を述べた。
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