神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2020年2月6日 エリアトップへ

菊名・錦が丘の市民団体 まち普請事業に決定 “居場所”の整備進める

社会

公開:2020年2月6日

  • LINE
  • hatena
ランチ会の様子(提供写真)
ランチ会の様子(提供写真)

 ヨコハマ市民まち普請事業の二次コンテストが先月25日に行われ、多くの人が利用できる施設の整備を目指す「菊名・錦が丘にみんなの『ひろば』を作る会」が令和2年度整備助成対象に決定した。メンバーの清水弘子さんは「これからどう活動を広げていくか身の引き締まる思いだ」と決意を新たにした。

 ヨコハマ市民まち普請事業とは、市民の持つ地域の問題を解決し、魅力向上のための活動に横浜市が支援や助成を行うもの。2段階の公開コンテストに参加し、審査結果により最大500万円の助成金が交付される。12団体の中から一次コンテストを通過し、二次コンテストに出場したのは5団体。その中から、「みんなが繋がる憩の家icocca作り隊」(港南区)の「コミュニティカフェの新設」と「おはなしの風」(泉区)の「みんなの絵本のおうち」と同会の「カベを取り払ってみんなが自由になる『ひろば』づくり」が助成対象に選ばれた。

開かれた場所を

 交流カフェやギャラリー、コミバスなど菊名で市民活動を行う団体のリーダーらで構成される同会。メンバーには「外に開かれた居場所・拠点が必要」との共通認識があり、その整備を実現させるために活動を進めてきた。一次から二次審査までの間に”地域に開かれた場所”として地域住民に認識され活用されるために、ランチ会やバザーなど地域向け活動を実施。なかでも駄菓子屋を開いたことは、地域の小学生が集まる場所になっただけでなく、子どもの孤食や孤立に気づく機会になったという。「メンバーだけでの話し合いでは気づくことができなかった地域課題を直接住民の方と話すことで改めて知ることができた」とメンバーの植村允勝さん。

 今後は、情報の発信のために看板を立てることや、拠点となる家の壁を取り払いバリアフリーを目指すこと、また、多世代の交流となるような庭木の整備を行うことを予定している。清水さんは、「利用者の『親せきの家みたいにくつろげた』の声がとても嬉しかった。多くの人にとって居場所となるような場を作っていきたい」と語った。

提出した事業のイメージ模型
提出した事業のイメージ模型

港北区版のトップニュース最新6

障スポ大会で全国3位

フットサルFC ポルト

障スポ大会で全国3位

新横浜を中心に活動

4月25日

都市型SC「そよら」オープン

高田西

都市型SC「そよら」オープン

あす4月26日 セレモニーも

4月25日

横綱から「すもう場」

新横浜公園

横綱から「すもう場」

今年度中に完成予定

4月18日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月18日

次世代太陽電池で連携

マクニカ

次世代太陽電池で連携

実用化に向け 県・開発者と

4月11日

「受け入れ拒否」経験44%

盲導犬使用者

「受け入れ拒否」経験44%

協会、23年対象に調査

4月11日

PCジャングル本店だからできる

中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート

https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

  • 支援員の謝金が倍に

    公明党市議団の要望がカタチに 市政報告

    支援員の謝金が倍に

    横浜市会議員 望月やすひろ

    4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook