神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2020年6月11日 エリアトップへ

こどもの本総選挙 『銭天堂』が4位 横浜市出身・廣嶋さん著書

教育

公開:2020年6月11日

  • LINE
  • hatena
著書を手に笑顔を見せる廣嶋さん
著書を手に笑顔を見せる廣嶋さん

 横浜市出身の廣嶋玲子さん(39)著書の『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(偕成社)が、このほど発表された「第2回小学生がえらぶ!”こどもの本”総選挙」のランキングで第4位に入選した。子どもだけでなく大人も夢中になる児童書として今人気を集めている。

 こどもの本総選挙は、全国の小学生が「今まで読んだなかで1番すきな本」を投票する企画で、今回は約25万人が投票。トップ5を事典や絵本が占める中、小学生向けの読み物としては唯一のランクインとなった。前回選挙の9位から順位を上げての受賞となり、廣嶋さんは「4位と聞いてすごくびっくりしましたが、本当に嬉しいです」と声を弾ませた。

 同シリーズは13年から執筆を開始し、現在13巻まで刊行中。近日公開予定の「東映まんがまつり2020」で初のアニメ映画化も決定している。

大人ファンも急増

 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は、幸運な人だけがたどりつける、駄菓子屋「銭天堂」を舞台にした物語。女主人・紅子(べにこ)は、その人の悩みにぴったりあった不思議な駄菓子を売るが、使い方を間違えると思わぬ副作用も。「幸運になるか不幸になるかはその人次第」という少し毒っ気のある物語に魅了され、子どもや孫と一緒に読む大人のファンも増えているという。「銭天堂を読んで苦手だった本が好きになったと言ってもらえるのも嬉しいですね」と廣嶋さん。同書公式HPでは2話無料で公開している。

 廣嶋さんは元町幼稚園、磯子小、岡村中、横浜立野高、横浜市大国際文化学部出身。2006年に『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞を受賞し作家デビュー。作品に『十年屋』シリーズや『鬼遊び』シリーズ、新作『おっちょこ魔女先生 保健室は魔法がいっぱい!』等がある。

<PR>

港北区版のトップニュース最新6

横綱から「すもう場」

新横浜公園

横綱から「すもう場」

今年度中に完成予定

4月18日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月18日

次世代太陽電池で連携

マクニカ

次世代太陽電池で連携

実用化に向け 県・開発者と

4月11日

「受け入れ拒否」経験44%

盲導犬使用者

「受け入れ拒否」経験44%

協会、23年対象に調査

4月11日

過去最多の138会場

港北オープンガーデン

過去最多の138会場

ミズキーとの写真撮影も

4月4日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook