市政報告 来年4月の中学校給食スタートに向け、市会でも議論が加速 横浜市会議員 大山しょうじ
私は今年度、議会では常任委員会は、青少年育成、保育所整備、児童福祉、学校教育などに関わる「こども青少年・教育委員会(副委員長)」に、特別委員会は、「健康づくり・スポーツ推進特別委員会」に所属しています。
教育委員会では、来年4月からの学校給食法上の給食に位置付けた選択制の「デリバリー型給食」の実施に向け、その準備を進め、市会の常任委員会でもこの1年、議論が進みます。
中学校給食は実施主体が横浜市となり、責任の所在が明確になります。具体的には、献立作成や食材調達の規格策定、衛生管理等を直接教育委員会が行い、生徒・保護者が安心して利用できるものとします。
また、国産比率の向上、地産地消の推進など、現状のハマ弁よりも食材を充実し、保護者負担を軽減していくことも検討しています。
家庭弁当基本→給食優先
先日(7月1日)の常任委員会での私と教育委員会の議論では、「これまでの家庭弁当を基本でなく、給食の利用を促進し、家庭弁当や業者弁当等も選べる選択制」、「給食を優先していく」ということを教育長、担当の部長からの答弁で確認しました。
「家庭弁当を基本でなく、給食を優先」はとても重要なポイントで、選択する側の生徒・保護者にとって、これまでのハマ弁(=他の子があまり食べていない)と違い、心理的にも選びやすくなり、喫食率の向上にも影響し、そして、今後の教育委員会の給食に対する取組の充実にもつながると考えます。
また、来年4月の給食開始に向けて、より充実したものにしていくため、「改めて生徒・保護者にアンケートを行うべき」と要望しました。
空調、港北小・大曽根小等で
選挙公約にも掲げていた、災害時の避難所にもなる「学校体育館のエアコンの設置」の推進も教育委員会の仕事です。
今年度は拡充され3校で工事、20校で設計とお伝えしていましたが、今年度、港北区内では来年度の設置に向けて港北小と大曽根小、加えて体育館の大規模改修工事に併せて新羽中と日吉台西中の計4校で、調査・設計が行われます。設置推進に向け引き続き頑張ります。
コロナの影響で延期
最後に、本紙でもたびたび経過をお伝えしてきた新横浜横断地下道(北側)のエレベーター設置。工事現場の張り紙の完成予定が「夏頃」から「来年3月」に変わっています。私には事前に詳しい説明がありましたが、張り紙の内容は完成を心待ちにしている皆さんにはあまりにも不親切。隣接の方との関係もあり、詳細についてのオープンな説明に慎重な市側と私との間で折り合ったのが次の説明です。
「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響により、隣接工事と施工時期について調整が発生し、エレベーター工事とエレベーターまでのスロープ工事の同時施工が困難になったことや、感染拡大防止のためにゴールデンウィーク期間中の工事を中止したことなどにより、完成予定時期が令和2年度末(来年3月)となりました」
コロナ禍の中ですが、着実な事業推進と情報提供を求めて参ります。
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