4月の緊急事態宣言の発令により、地域の恒例イベントなども多くが活動自粛となっていた。現在は「新しい生活様式」に合わせて、以前とは少し変わった装いの日常へ第一歩を踏み出している。
密回避・社会的距離
新羽駅からほど近い西方寺では、先月から寺院内で行う「写経会」「阿字観瞑想会」を再開した。参加する人にはマスクの着用・手指消毒を呼びかけ、終了後に行っていた茶話会は割愛することに。7月25日の「阿字観瞑想会」には約10人が参加。換気のため扉を大きく開けた本堂で瞑想を行った=写真上。
妙蓮寺では7月25日、境内で行う毎週恒例のラジオ体操を約4カ月ぶりに実施=写真下。あいにくの曇り模様となったが30人近くの地域住民が参加した。体操中は大きく広がりソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ち、参加者へのスタンプも並ばずにスタッフが判を押して回った。主催する妙蓮寺ニコニコ会の横山清和会長は「無事再開できて何より。感染対策に注意して続けていきたい」と振り返った。
テイクアウト・おうち時間
個人のライフスタイルにも多々の変化が見られる。妙蓮寺在住の主婦・明星富美子さんは、おうち時間で3人娘のためにマスク作りに挑戦。また、仕事やボランティア活動がなくなり夫が自宅にいる時間も増えたという。「(夫が)『料理が大変でしょ』と週2回ほどテイクアウトを利用しています。外食が難しいなかとても助かりました」と笑顔を浮かべた。
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