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港北区版 公開:2020年10月1日 エリアトップへ

住吉神社 台風乗り越え鳥居竣工 鉄製3トン より強固に

文化

公開:2020年10月1日

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除幕式を終えた鳥居
除幕式を終えた鳥居

 小机町の住吉神社(土岐賴延宮司・松本勝彦責任役員)は、昨年台風15号の影響で倒壊した鳥居を再建し、9月23日に除幕式を行った。松本責任役員は「地元の方々など多くの人の助けがあり再建できた。後世にわたりお参りにきてもらえたら」と話す。

 同神社には木製、石製の2つの鳥居があったが、昨年の台風15号による倒木を受け、両方倒壊していた。石の鳥居は小松石で造られており、松本責任役員は「当時の価格で2000万円以上したのでは」と推測する。また、「鳥居が真っ二つに割れ、粉々になった様を見て呆然とした。けがした方がいなかったのが唯一の救い」と当時の心境を振り返る。

 竣工した鳥居は鉄製で重さ約3トン、高さ5メートル、柱間隔は4メートル。高さ、幅ともに広げることで、観光バスなどの車両も通りやすいようにした。今年6月から約4カ月をかけて再建し、破損した参道の修復なども含めると2000万円弱の費用がかかったという。

次の世代への贈り物として

 除幕式には地元関係者や雲松院の住職のほか、鳥居の設計管理や施工を行った(株)かしや建設工業、(有)鈴木石材店、JFEエンジニアリング(株)の職員も参列した。JFEエンジニアリング(株)の担当者によると、鳥居は京都の賀茂神社や東京の靖国神社と同じ材質を使用しており、百数十年の耐久性があるという。

 松本責任役員は、例年初詣の参拝者が増加していることに触れつつ「次の世代への贈り物として、しっかりしたものを造れた。末永く地元の方に来ていただける神社になれば」と語った。

 同神社は600年以上前から地域で親しまれ、1910年に近隣の神社を迎え合社。例年9月に例大祭を行うが、新型コロナの影響で今年は除幕式と合同とした。
 

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