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3月28日
定年後も第2の人生を充実して過ごせるようにと、港北区社会福祉協議会が講演会「人生100年時代〜変化するセカンドライフへの対応〜」を2月28日、区内8会場で開催した。
当日は港北区社会福祉活動拠点からオンラインで生中継を行い、各地区のケアプラザほか区内8カ所を含む49人が参加した。
シニアライフアドバイザーの松本すみ子氏が登壇し、定年後の時間の活かし方について参加者らに伝授した。松本氏は社会の変化により100歳までの人生設計が必要となっていることや、定年を過ぎた後の「第2の人生」の概算時間を説明した。「第2の人生は多彩で、何をやってもいい」と松本氏。80代からアプリ開発に挑戦しアップルの目に留まった女性や、52歳からピアノを始め全国各地で演奏会を行うまでとなったノリ漁師の男性などを紹介。杉田玄白が83歳から「蘭学事始」を書き始めたこと、カーネル・サンダースが62歳でケンタッキーフライドチキンを創設したことなど、国内外の著名人たちの例も取り上げた。
松本氏によると、第2の人生を生き生き過ごすには、地域社会の一員として「地域デビュー」をすることも有効という。「いきなり飛び込まず、少しずつ慣れる」、「セカンドライフ用の名刺を作る」といった地域デビューの心得や、ボランティアをはじめとした地域活動の種類を提示した。
参加した人は「ワクワクする老後を迎えられるヒントを頂いた」、「地域活動など実践例が紹介されており参考になった」と語った。
コロナ禍を受け、オンラインで会場を分散させて開催した同講演会。区社協の担当者によると、「オンラインの講座良いですね」という肯定的な感想があったという。
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