区民表彰を受けた（株）横浜アリーナの関社長（右）
２０２０年度の港北区民表彰が３月25日、港北区役所で行われ、株式会社横浜アリーナ（関洋二代表取締役）が表彰された。区民表彰とは、港北区が豊かな地域づくりに顕著な貢献のあった個人や団体等の表彰を毎年行っているもの。
同社は、昨年からのコロナ禍において、演奏会など発表会の場所を失っていた区内中学校の吹奏楽部を施設に招待し、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、無観客での演奏会を主催したことや、オンラインで初めて実施した「２０２０ふるさと港北ふれあいまつり」の生配信を行う会場を提供、国勢調査の説明会場提供など、顕著な功績があったことから受賞に至ったもの。
コロナ禍に何をすべきか
表彰を受けた同社の関代表取締役は、「コロナ禍に何をすべきか、設立の原点に立ち返り考えた。地域社会の中で役に立てることをと考えたとき、吹奏楽部の演奏会やオンラインの区民まつりなどに結びついた。今後も地域に愛される施設でありたい」と受賞の言葉を述べた。栗田るみ区長（当時）は「区民を代表して多大な支援に心から御礼申し上げる。来年度のふるさとまつりもアリーナでの開催を申し出て頂いている。参加者にも喜んで頂けると思う」と感謝を述べた。
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