港北区スポーツ推進連絡協議会(小松賢吉会長)の広報誌『活き生きスポ進』が刊行25周年を迎えた。1996年から同会の活動を記録し、昨年からはWEBでの発信も始動。編集委員長の蒔野秀治さんは「コロナという大きな困難もあるが、その中でも工夫しながら活動している各地区の取組みを発信していきたい」と話している。
市民がスポーツに親しめるよう、その普及・発展を図るスポーツ推進委員。港北区では現在、13地区(連合町内会と同じ)・153人が地域行事や大会の運営協力などに取り組んでいる。
そんな同会の活動を発信するのが年3回の広報誌『活き生きスポ進』。1996年に刊行され、各地区1人の計13人が編集委員となり、ペタンク・グラウンドゴルフ・港北駅伝といった大会の様子などを記事で紹介してきた。また、02年のサッカーW杯、19年のラグビーW杯開催時には、ルールや観戦のポイントを紹介し機運醸成にも寄与。一方で、13地区それぞれの独自の取組みなども紹介するなど「広域の紙面では取り上げられない、地域で頑張る人たちにスポットライトを当てられるのも役割の一つ」と蒔野さんは話す。
コロナ禍に見舞われた昨年は多くのイベントが中止になった。しかし秋頃には、人数制限や分散開催など工夫をこらしてイベントを行う地区も。「できないことではなく、何ができるのか考えるきっかけになれば」と、年度末の3月には各地区の活動を紙面で発信した。
区HPでも閲覧可能に
25周年の節目に向け、昨年からは区のHPでも紙面が公開され、より多くの人の目に留まるようになった。サイト上では、創刊号から最新の第69号まで(32、33号を除く)のバックナンバーも閲覧可能で、港北区や会の活動の歴史を振り返ることができる。蒔野さんは「個性あふれる記事も多いので、懐かしいメンバーの顔が浮かんでくる」と目を細める。
33期目のスタートなる今年度からは、推進委員のユニホームも新調。新たな担い手の確保が課題の一つと言い、「かっこいいユニホームで活動する姿を見せることで、私たちに続く人たちが出てきてほしい」と語る。コロナ禍は続くが、蒔野さんが地区会長を務める篠原地区では、昨年中止となった「健民祭」への再挑戦を目標に掲げる。「全く同じ形式は難しいから、公園を使ったスポーツテストのような企画も考えている。次回の広報では、その様子を伝えられるといいな」と次なる一歩を見据えた。
なお、『活き生きスポ進』は、区役所・スポーツセンター・各地区センターに配架されている。インターネット上での閲覧は、港北区役所のHP内の専用サイト(「港北区 活き生きスポ進」で検索)へ。
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