箕輪町で火災
迅速に行動し早期鎮火
2人に感謝状贈呈
3月28日
街の人たちの思いが込められた2万羽を超える折り鶴を周辺の各会場に飾ることで、地域の一体感を強めようとする城郷地区を中心とした企画「城郷Ole(オーレ)プロジェクト」が進められ、7月20日からは約30カ所の会場で展示が始まった。
2万3000羽舞う
企画の主旨に賛同した同地区周辺の住民や団体員、企業に勤める従業員らが手がけ、城郷小机地域ケアプラザに集められた折り鶴は当初2万700羽。さらに、その後の寄付も加わり、最終的には約2万3000羽にまで増えた。この折り鶴20〜30羽1組を紐でつるしたものが、現在、各会場の設置場所の規模などに応じて振り分けられている。会場は城郷小机地域ケアプラザのほか、城郷小机地区センター、小机駅、小机商店街協同組合の事務所と加盟店舗等のうち約20カ所、城南信用金庫小机支店、ホンダカーズ川崎・港北店、横浜鳥山北郵便局、ホンダカーズ神奈川東・岸根公園店。
企画の中心となったのは、同地域ケアプラザ地域交流コーディネーターの田中咲子さん。無事に展示を終え、「地域の多くの方に助けていただいて、どの会場にも綺麗に飾ることができた」と充実した表情で語る。展示作業中には、通りがかりの子どもから、「僕も鶴を折ったんだよ」などと声をかけられ、思わぬ交流にもつながった。
「街の一体感示せる」
企画を共催する小机商店街協同組合の宮本正義理事長は「各会場の展示数は少なくても、街の一体感を示せる企画では」と評価する。また、21人の職員全員で鶴を折ったという城南信用金庫小机支店の平佐勝之支店長は「コロナを乗り越え、これからも地域の一員として活動したい」と願いを込めた。
田中さんは「同じ折り鶴でも、よく見るといろいろなものがある。これが地域のかたちで、つながるということなんだな」と地域に”巣立った鶴”を見つめていた。
展示は8月20日までを予定している。
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