綱島駅東口駅前地区市街地再開発準備組合が、当該地区の建築物や公共施設の整備計画を具体化したことなどを受け、横浜市は9月17日から市のホームページ上で都市計画市素案に関する説明会を動画配信(https://www.youtube.com/watch?v=4_MNxMRgFYc)にて開始した。10月19日まで閲覧できる。
27階ビル構想も公表
動画内で今回新たに概要が公表されたのは、地上27階建の共同住宅と商業・業務施設の計画。南棟と北棟で構成され、共同住宅は南棟に配置されている。共同住宅の住戸数は約350戸で、南棟は100m以下、北棟は31m以下とし、構想では北棟と南棟はデッキ通路でつながる。さらに、南棟と北棟の間には道路を新設し、タクシー乗降場や一般車等乗降場など駅前広場機能を持たせる。
市都市整備局綱島駅東口周辺開発事務所によれば、通常であれば広く地域の意見を聞くため周辺住民などを集めて説明会を開催するところ、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、今回は動画配信としたという。また、この動画配信に関する周知は広報よこはま9月号のほか、綱島駅周辺に告知チラシを配布した。
市はこの動画に関する質問への回答を10月4日・13日に公表する。また、より詳細な都市計画市素案の縦覧は同開発事務所(綱島西1の8の9福岡ビル501号)と港北区役所で10月19日まで可能で、関係住民は同日までこれに対する意見(公述)の申出ができる。中村俊輔所長は「4月に組合と共催で説明会を実施したが、さらに詳しい内容となっている」と話す。問い合わせは同開発事務所【電話】045・531・9601へ。
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