菊名小・大綱中出身で、東京パラリンピックの車いすバスケットボール男子で銀メダルを獲得した古澤拓也選手(25)。港北区は「区民に明るい希望と大きな感動を与えてくれた」として10月15日、障害者スポーツ文化センター・横浜ラポールで区民表彰を授与し、感謝会を実施した。
式典には古澤選手のほか、港北区役所・菊名北町町内会・菊名小・大綱中・横浜ラポールの代表者らが出席。鵜澤聡明区長から表彰状を授与され、同町内会からは東京パラリンピックに合わせて掲示してきた横断幕が贈呈された。
古澤選手は「育ってきた環境でこのように地域の方に応援を頂き嬉しかった。(パリ大会がある)3年後もこのような機会を作ってもらえるよう頑張るので、引き続き応援お願いします」と笑顔を見せた。
母校・児童らも祝福
港北区出身の選手として、ゆかりある各所で地域住民らからも応援の声が上がった今大会。同町内会では、企画部が中心となって「がんばれ!古澤拓也選手」と書かれた横断幕を、古澤選手の通学路でもあった菊名駅前と綱島街道の菊名4丁目の歩道橋に掲示。また母校の菊名小は大会前に全校で国旗に応援メッセージを書き、古澤選手に贈ったという。式典では6年生5人の児童が代表し花束などをプレゼント。児童の一人は「3ポイントシュートがかっこよかった。車いすバスケを見てバスケをするようになった。ぜひ菊名小にも来てください」とあいさつした。
もう一つの母校、大綱中でも生徒たちが応援を送ったほか、同窓会メンバーが中心となり「銀メダルおめでとう」と書かれた横断幕を設置している。代表生徒は「古澤選手が私たちの先輩ということに誇らしい気持ちでいっぱい。これからも全力で応援しています」とメッセージを贈った。
小学6年生のときに先天性の二分脊椎症による合併症から車いすの生活になった古澤選手。横浜ラポールで車いすバスケと出合い、現在はパラ神奈川SCとWOWOWに所属し選手生活を送る。
古澤選手は「車いすの生活になった時、北京大会に出場していた車いすテニスの国枝選手に憧れて(菊名小の)卒業文集で『パラリンピックで金メダル』を夢に書いた」という。「夢を持つことで目標に変わり、その過程で成長できた。子どもたちにも夢やきっかけになる人を見つけて追いかけてほしい」と話した。
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