賞状を手にする清水さん（前列中央右）と鈴木さん（同左）ら
中学生を対象にした「税についての作文」コンクールの表彰者が発表され、慶應義塾普通部２年の清水智也さんが「財務大臣賞」を受賞した。
同賞は、全国45万編以上の応募作品の中から、ともに１作品だけが選出される内閣総理大臣賞、総務大臣賞、文部科学大臣賞と並ぶ全国トップクラスの賞。
受賞を祝して、11月24日に、神奈川税務署の高本昌宏署長と神奈川納税貯蓄組合連合会の石川圀光会長が来校。港北・神奈川区内を対象とする、同連合会優秀賞を受賞した、同校の鈴木魁流（かいる）さん（２年）の２人に、賞状や記念品を贈呈した。また、同校にはコンクールへの協力に対する感謝状も贈られた。
父親のネットショッピングをきっかけに、税の国際化についてまとめた清水さん。鈴木さんは、購入時のレシートから軽減税率をテーマに作品を仕上げた。ともに「まさか受賞できるとは」と驚きを口にしながら笑顔を見せた。
「よく調べてまとめられており、感動した」と石川会長。高本署長も「優秀な作品ばかり。若い世代が税について関心を持ってくれるのはありがたいこと」と話した。
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