神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2021年12月2日 エリアトップへ

10周年を迎えた「菊名おでかけバス」の運営団体の共同代表を務める 入江 勝通さん 大豆戸町在住 77歳

公開:2021年12月2日

  • LINE
  • hatena

助け支え合い走り続ける

 ○…同会が運営する「菊名おでかけバス」の第一便が走ったのは2011年1月25日のこと。自身がハンドルを握ったその日から10年間、住民の生活を支える”足”として活動を続けてきた。「大変なこともあったが、会のメンバーが楽しみながら取り組んできたことが、続けられた秘訣」と笑顔を見せる。

 ○…外出支援や大気汚染問題など地域課題の解決を目指して生まれたおでかけバス。運行開始までの道は険しく、なかでも採算の見通しが立たず運営事業者探しは困難を極めた。そんな中「それなら自分たちで運営しよう」とボランティアを募り、地域住民が運営するコミュニティバスが誕生した。現在バスとして利用しているワゴン車も活動を知った地域住民が寄贈したもの。「助け合うことで地域課題を住民の力で解決できることを示せた」と振り返る。

 ○…出身は北海道。チャンバラや野球が大好きで「父の木工場の廃材で木刀を手作りした」と少年時代を回顧する。一方、読書も好きで、高校で古文に興味を持ち教員の道に。86年からは自身で立ち上げた学習塾で教え子に寄り添う。「マイペースをつくる学習の母校」をテーマに、一人一人に合った指導を心がけ、たくさんの地域の子どもたちが学び舎から巣立っていった。休日は、地域史の研究に加えコーラスサークルに通う。心臓手術後に、妻に誘われ始めたというが「楽しく歌ってリラックスできる」とすっかり大切な時間になった。

 ○…運行本数も次第に増え、より地域に浸透してきたおでかけバス。「今後も老若男女問わず多くの人が利用し、新たな人と人とのつながりを生む場にしていきたい」と意気込む。まだまだ通過点、停車することなく走り続けていく。

港北区版の人物風土記最新6

冨田 育子さん

4月1日付で港北図書館長に就任した

冨田 育子さん

鶴見区在住 57歳

4月25日

内田 大恵さん

横浜市港北区仏教会の会長として活動する

内田 大恵さん

日吉本町在住 56歳

4月18日

小谷田 作夫さん

八杉神社郷土史研究会の代表として八杉神社の歴史を紐解く

小谷田 作夫さん

大豆戸町在住 77歳

4月11日

池本 三郎さん

樹木医として、4月14日に県立青少年センターで行われる講演会に登壇する

池本 三郎さん

箕輪町在住 85歳

4月4日

RINAさん

歓成院観音会館で4月13日に「声明」とコラボしたジャズコンサートをひらく

RINAさん

埼玉県所沢市在住

3月28日

玉川 真さん

第3回港北消防フォトイベント「BAE1グランプリ」で最優秀賞を受賞した

玉川 真さん

仲手原在住 57歳

3月21日

PCジャングル本店だからできる

中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート

https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

  • 支援員の謝金が倍に

    公明党市議団の要望がカタチに 市政報告

    支援員の謝金が倍に

    横浜市会議員 望月やすひろ

    4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook