JR横浜線と東急東横線が接続するターミナル駅として栄えてきた菊名駅の東口にある「菊名4丁目交差点」は、五差路であるうえ、一方通行道路が交差し、複雑で見通しの悪い交差点として知られている。2020年春、同交差点の改良事業が決定。今年11月15日からは改良工事が始まり、12月13日には道路のカーブの角度をゆるやかにする道路線形への変更、それに伴って左折表示がない信号機への取り替え設置作業が行われた。
当日正午から行われた信号機の取り替え作業のため、交差点の信号機は一時全て停止。その間は、港北警察署が手信号で車と歩行者の通行を促し、約一時間ほどで新しい信号機が取り付けられた。また道路上に黒いテープで覆われていた新設の二カ所の横断歩道、道路の新しい車線は、正午になるとテープがはがされた。
菊名北町町内会の長井貞道会長は「道路線形はもちろん横断歩道の場所が変わることで、人の流れが変わり、歩行者がより安全になった。長年の課題だったため感激している」、小泉正副会長も「19年に話が出てから約2年と早期に実現した。尽力した人たちに感謝したい」と言葉を結んだ。
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