港北区の一角に、自身の限界に挑戦し、日々走り続ける市民ランナーがいる。岸根町在住の富張裕紀さん(38)だ。
富張さんは、昨年12月に開催された「第293回日本体育大学長距離競技会」男子1万mに出場し、30分21秒を記録。35〜39歳クラスの日本記録を更新した。
中学の部活から長距離の世界に。大学では駅伝メンバーとして活動した。「憧れの大会は予選であと一歩及ばず。でもその悔しさが原動力に」と卒業後も市民ランナーとして走り続けた。現在は、マラソンと1万mに挑戦中。日々のトレーニングは欠かさず、週に1回は早朝3時に起床し30Km走も行っている。
さらに3年前からは、矢口中学(東京都大田区)陸上部の指導も。生徒との練習は「技術を言語化するから自分の新しい発見にもつながる」と互いを高め合う貴重な機会となっている。
心がけるのは「常にその日の自分のベストを目指すこと」。体調や気候などの条件が整わずとも、今できる最高のパフォーマンスを目指す積み重ねが記録の更新につながるという。「年齢も重ねた中、自分がどこまでできるか楽しみ」。己との戦いの日々は続いていく。
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