地域の要望等を受けて設置された日吉図書取次所「日吉の本だな」の運用が1月19日に始まり、それに先立ち開所式が行われた。新型コロナの影響から関係者のみでの実施となった。
同施設があるのは、慶應義塾大学日吉キャンパス内「協生館」1階。
同施設では、インターネットで予約した横浜市立図書館の図書の受取りと返却ができるほか、新しい本との出会いや多世代交流をテーマにした本の企画展等も実施される。デジタルサイネージでは、施設紹介のほか、様々な区政情報も配信される。
市内の図書取次所としては11番目の開所で、民間施設内に設置されたのは初。慶應義塾の國分紀嗣日吉キャンパス事務長は「身近な施設として地域への貢献になれば」と思いを口にした。
開所式で、鯉渕信也横浜市教育長は「本との出会いや多世代交流を通じて、多くの人に親しまれ、利用してもらえる場に」とあいさつ。鵜澤聡明港北区長も「区北部の人にとって長年の悲願。長く愛される施設へ」と続けた。
開所予定の午前10時前には、開所を待つ十数人の列ができるなど注目の高さが伺えた。本紙記事で開所を知ったという日吉4丁目在住の70代男性は、これまでは川崎市の中原図書館を利用していた。「(この日は臨時登録会もあると知り)図書館カードの登録のために来た。近くにこのような施設があったらと思っていた」と話していた。
港北図書館の高安宏昌館長は「日吉の本だなと連携していけたら」と活動の広がりを見据え、港北区連合町内会の川島武俊会長は「ここでは図書の受取り・返却だけでなく、企画等のプラスアルファがある。これらの取組みが(他の行政施設等に)還元されれば」と期待を込めた。
PCジャングル本店だからできる中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews |
|
<PR>
港北区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|