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樽町在住濱崎さん 音楽と落語、届けて20年 樽町ケアプラ等で活動

文化

掲載号:2022年1月27日号

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ギターで生演奏をしながら、童謡を歌い(上)、落語の部になると、着物に着替えて熱演する(下)濱崎さん
ギターで生演奏をしながら、童謡を歌い(上)、落語の部になると、着物に着替えて熱演する(下)濱崎さん

 生の音楽の素晴らしさや、生の声で伝える落語の迫力や面白さを伝えたい――。樽町在住、濱乃志隆(本名/濱崎隆)さん(61)=中面、人物風土記で紹介=の思いがつまった企画「音楽と落語の宅配便」が20年の節目を迎えた。主な会場は、樽町地域ケアプラザ。新型コロナの影響で活動は制限されるが、濱崎さんは「喜んでくれる人のため続けたい」と決意を語った。

童謡・唱歌をギターで

 1月15日、今年初めの舞台には、なじみ客約20人が集った。シニア世代相手にはギター演奏に乗せ、童謡・唱歌を歌い、その後、落語を演じる。綱島駅そばでギター・フルート教室を営むかたわら、依頼に応じ高齢者施設や小学校の総合学習の授業などで音楽の楽しさ、落語の面白さを伝えてきた。多い年には年間300公演を行ってきたが、新型コロナの影響で激減。だが「人と触れ合わないと自分も落ち込んでしまう」と、昨年6月から公演を再開した。

 童謡・唱歌の部では、「この童謡は、戦時中に戦意の高揚を目的に作られた歌。現在では歌詞を変えて歌われています」などそれぞれのエピソードを交える。「2年ぐらい毎回通っている」とは、近隣に住む近藤登久子さん。「コロナで外出機会が減ったので、こういう機会はとても有難い」と笑顔をみせる。

 小学生の頃から落語を聞いていたという濱崎さん。社会人になって周囲に披露し好評だったことをきっかけに、立川流の家元、立川談志さんの一般向け落語塾に入門して技を磨き、「志隆」の名前ももらった。書店員だったが、専門学校で学んだギターで身を立てたいと考えていた頃。生演奏や落語に触れる機会の少ないお年寄りや子ども向けの企画を依頼され「この組み合わせは、自分のオリジナル」と気づいた。口コミで次第に依頼が増え、自然に音楽が仕事となっていった。

 「難しい時代だが、生の反応が貰えるのが、演者として何にも代え難い喜び」と濱崎さん。今後は5千回公演を目標に掲げる。問い合わせは、siryu@c03.itscom.net(【携帯電話】090・1467・2179)濱崎さん。

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