港北区交通安全対策協議会は5月9日、自転車マナーアップキャンペーンを実施した。
これは、今月が「九都県市一斉自転車マナーアップ強化月間」に指定されていることを受けて実施したもの。港北警察署の署員のほか、港北交通安全協会、港北安全運転管理者会、港北地域交通安全活動推進委員協議会、港北青少年交通安全連絡協議会の会員らが参加した=写真。
当日は、アピタテラス横浜綱島の出入り口と駐輪場で、自転車利用者や歩行者らを対象にキャンペーンを実施。自転車条例に関するルールブックや運転時の注意点をまとめた冊子、自転車保険の案内などをひとまとめにした啓発グッズ100点を手渡した。
港北区内では5月8日時点で、人身事故の発生件数は前年同期比14件減の168件となっている。二輪車や高齢者(65歳以上)、子ども(中学生以下)の事故も同様に減少傾向となっている。一方、自転車事故は前年と同数で、唯一の死亡事故も自転車となっている(前年同期は0件)。神奈川県全体では死亡事故件数は全国の都道府県で6番目に悪い数字となっている。
「自分が加害者になってまう可能性もある。自転車も車やバイクと同じ車両の一つであるという強い責任感を持って」と話すのは、港北警察署交通課の栗田幸夫さん。「正しい知識を身につけ、きちんと実践してもらい、自身や周囲の人々の安全を守っていってほしい」と呼びかけた。
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