北新羽町内会エリアで高齢者の社会参加や生活支援について考える市民団体「みどりの輪 きたにっぱ」は5月17日、歩く会を実施した。
歩く会は、先頃同団体が作成した「北新羽おさんぽMAP」を使ったウォーキング企画。このマップは、コロナ禍で外出の機会や地域交流が減ってきている現状を変えようと作成したものだ。
当日は、同団体のメンバーら13人と、交流のあるオハナ新羽保育園の園児15人、職員らが参加。北新羽地蔵堂を出発点として、マップ内の青コース(お寺巡りコース)を中心に地域を散策した。参加者らは、マップを手に季節の花々を観賞。「この花は何?」「つつじ?」「これはさつき」など園児らとも自然な交流が生まれていた。小さな水路のある緑道では「ザリガニがいる!」「他にも何かいるよ」と園児らが生き物を見つけて喜ぶ姿も。
同団体発足のきっかけとなった新羽地域ケアプラザの職員、太田百香さんは「マップを活用し、また何か企画を考えたい」と振り返った。
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