ギャラリー&スペース弥平(篠原北)で5月28日、ウクライナ出身の音楽家カテリーナさんと、キーウから避難・来日している母・マリヤさんを招いたトーク&ライブコンサートが行われた。
これは「憲法を書き展示する会」の期間中イベントの一環。発起人のひとりでもある中嶋真弓さんは「平和について考えるイベントなので、こうした社会情勢の中、ぜひ現地のことを知るカテリーナさんたちの話を聞く機会を作りたかった」と話す。
民族楽器バンドゥーラ
横浜市在住でウクライナの民族楽器「バンドゥーラ」の演奏活動を行っているカテリーナさん。ライブ中には、65本の弦からなる楽器の特徴や、ジャークユ(ありがとう)などウクライナ語の紹介も行った。
コンサートでは、同国で子守歌としても歌われるという『幸せの鳥』など現地の音楽を熱唱。最後には、「平和なこの青空がいつまでも続くように」と祈りを込めて『翼をください』を日本語で歌い上げた。
続いてマリヤさんが特別ゲストとして登場。カテリーナさんに引けを取らない美声を響かせた後、トークイベントでは、チョルノービリ原発事故の被災体験や現在のウクライナ情勢への思いを語り、来場者らは真剣な表情で聞き入った。
「いつもは観光で楽しみに来日するが、今回は自分の命を守るために来た。これ以上誰もつらい思いを味わうことがないように願う」とマリヤさん。カテリーナさんも「今後も音楽を通じて、ウクライナの言葉や文化を発信していきたい」と話した。
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