神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2022年6月16日 エリアトップへ

子どもたちに人気上昇 じゃんけん仕掛け、トラの顔

社会

公開:2022年6月16日

  • LINE
  • hatena
トラの前髪部分の仕掛けについて説明する本田さん(右)と星野さん
トラの前髪部分の仕掛けについて説明する本田さん(右)と星野さん

 社会福祉法人横浜共生会が運営する福祉施設、しんよこはま地域活動ホーム(大豆戸町/本田和徳所長)の入口にあるトラの顔の案内看板が児童ら近隣の子どもたちの人気を集めている。愛らしいデザインもさることながら、前髪部分が稼働し、持ち上げるとグー、チョキ、パーなど、不定期で変わるじゃんけんマークが表れることが話題の秘密だ。

 施設内には、地域の子どもらが利用できる「おもちゃ文庫」があり、もともとはその存在を広く知らせるため、自作の機関車の模型が置かれていた。しかし、老朽化等の理由で数年前からは前面部をアニメキャラクター等の顔に変更。今年は寅年でもあることから、トラの顔となった。

子ども目線で制作

 制作したのは、同施設パートの星野光庸さん。「前髪を動くようにしてはどうか」との同僚のアイデアを取り入れ、施設利用者の送迎や配膳等の仕事の合間を見つけては作業を進め、およそ1カ月で仕上げた。材料にはテーブル等の廃材を利用した。

 特に気を付けたのは「子ども目線に立ったデザインにすること」(星野さん)。”前髪の仕掛け”には、じゃんけんだけでなく、卒業シーズンには近隣児童に向け「卒業おめでとう」のメッセージも添えた。多くの子どもが足を止める様子に、「喜んでもらえてよかった」と星野さんの表情もほころぶ。

 近くの小学校に通う児童は登下校時に”じゃんけん”に臨み「勝ったー」「負けたー」と歓声をあげる。6月9日午後2時半ころに訪れたのは、大豆戸町在住の親子=右写真。母親は「ここは買い物や公園への通り道。子どもが指を指すので、よく寄っている」と笑顔を浮かべた。

子ども110番の家

 同施設は、子どもや地域住民らが身の危険を感じた時に助けを求めることができる「子ども110番の家」でもある。

 所長の本田さんは「子どもたちと接点を持てることを企画したかった。(施設の中にいても)トラの案内看板を囲んでキャッキャとはしゃぐ子どもたちの声が聞こえてくる」と目を細め、「施設に親しみを感じてもらいたい。そして何か『怖い』と感じることがあったら、立ち寄ってほしい」と話していた。

港北区版のローカルニュース最新6

大倉山こどもフェス開催

大倉山こどもフェス開催

5月4日 大倉山記念館で

4月25日

ジョイントコンサート

ジョイントコンサート

読者10組20人を招待

4月25日

スポーツ&観光をPR

横浜市の魅力発信

スポーツ&観光をPR

特別『るるぶ』を発行

4月25日

趣味や生きがい 本で残す

趣味や生きがい 本で残す

タウンニュースの自費出版

4月25日

「幼保小」の活動 冊子に

「幼保小」の活動 冊子に

市庁舎3階で販売

4月25日

横浜BCが新たな船出

横浜BCが新たな船出

BUNTAIで3試合

4月25日

PCジャングル本店だからできる

中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート

https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

  • 支援員の謝金が倍に

    公明党市議団の要望がカタチに 市政報告

    支援員の謝金が倍に

    横浜市会議員 望月やすひろ

    4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook