新横浜公園を拠点に活動する「ランベント」に所属する東郷帆夏(ほのか)さん(都筑区在住・折本小6年)は、9月22日に開催された「日清食品カップ第40回全国小学生陸上競技交流大会」の6年女子100mで優勝した。記録は12秒78で自己最速。
同大会は昨年に続き2回目の出場。前回は予選3位で決勝に進めなかった。小学生の大会に参加できるのは今年で最後のため、「絶対全国の決勝に行きたい」と挑んだ今大会。「努力が報われて嬉しい」と振り返った。
体づくりでタイム向上
元々走ることが好きな東郷さん。小4の時、同スクールの体験会に参加し、タイムが縮まったことが嬉しく、通い始めることに。陸上専門ではなく、体づくりを行う同スクールに所属後、初めての大会で14秒67を記録。市の記録測定では13秒69、県大会では13秒36、そして、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキームさん主宰の「DAWN GAMES」の東日本予選では13秒41でそれぞれ優勝した。現在は週4日、1時間半から2時間ほど練習し、実力を伸ばしている。
東郷さんは、中盤から後半の加速を得意とする一方、スタートに課題を感じ、スタートの重心移動を意識して練習に励む。目指すは、「日本人女子初の10秒台」と「世界で活躍できる選手」。
同スクールの瀧田護コーチは、「今年の春先から、体幹のブレがなくなりタイムが伸びてきた。関節の動きがスムーズな点が東郷さんの走りの特徴」と語る。
今月13日には、東日本代表として「DAWN GAMES」決勝大会に出場する。
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