神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2024年10月31日 エリアトップへ

衆院選神奈川7区 中谷氏が接戦制す 鈴木氏は比例で議席

政治

公開:2024年10月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
支援者らと万歳する中谷氏(中央)
支援者らと万歳する中谷氏(中央)

 第50回衆議院議員総選挙が10月27日投開票で行われ、接戦区として注目されていた神奈川7区(港北区)では、立憲民主党公認の前職、中谷一馬氏(41)が7万1913票を獲得し、3期目、小選挙区では初の当選となった。自民党公認の同じく前職、鈴木馨祐氏(47)は比例で6期目当選。日本維新の会の新人、宗像富次郎氏(63)、同じく新人で無所属の大野拓夫氏(56)は及ばなかった。

 ともに前職の2人と新人2人の4人が競った神奈川7区の選挙戦。2021年の前回選挙では前職2人の一騎打ちとなり、鈴木氏が小選挙区を制したが、今回は各報道で「与党過半数割れの可能性あり」と伝えられる中、午前1時を過ぎても当確の報が出ず、終盤まで中谷氏と鈴木氏が競る格好となった。

「ネット投票の実現を」

 午前1時10分過ぎに当確の報が入った中谷陣営。中谷氏は「有権者の皆さんの一票一票の重みを感じる。公約の一つ一つをしっかりと実現し、恩返しできるよう、また日本の未来の発展に寄与できるよう努める」と話し、「私自身がデジタル政策の責任者でもあり、政権交代が実現したなら、ネット投票の実現を先陣切って行いたい」と意気込みを語った。

「信頼回復に努める」

 1時10分過ぎ「神奈川7区の議席を守れなかったのは、私の力不足」と支援者を前に厳しい表情で語った鈴木氏。1時半過ぎに比例復活での当確の報を受け、「まずは国民の皆様からの信頼回復に努める」とし、「経済や物価高などの不安をなくすための改革、そして外交有事への対策にも取り組む。引き続き皆様の思いに応えられるよう頑張りたい」と話した。

 一方、「教育無償化」等を掲げた宗像氏、「第三の選択肢に」と立候補した大野氏の2人は票が伸びなかった。

投票率は57・19%

 今回から新しい区割りで港北区のみとなった7区の投票率は、57・19%。前回(港北区・都筑区※都筑区の一部除く)の港北区のみの結果からは0・05ポイント下回る結果となった。

比例で当選した鈴木氏
比例で当選した鈴木氏
中谷氏が接戦制す-画像3

港北区版のトップニュース最新6

今年で開設25周年

菊名いろえんぴつ

今年で開設25周年

安心して歳重ねる場に

1月23日

地域交通拡充へ積極支援

横浜市

地域交通拡充へ積極支援

導入検討期間の短縮図る

1月23日

市コンクールで2位

バレエ右佐林さん

市コンクールで2位

「自由さ」意識し演技

1月16日

区をみんなの「ふるさと」に

竹下区長インタビュー

区をみんなの「ふるさと」に

「つながり」維持、発展へ

1月16日

文部科学大臣賞を受賞

慶應義塾普通部升田さん

文部科学大臣賞を受賞

メダカの麻酔法を研究

1月9日

市内に大型図書館新設へ

市内に大型図書館新設へ

市が方向性、約10年で整備

1月9日

あっとほーむデスク

  • 1月9日0:00更新

  • 11月14日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook