衆議院が解散され、10月10日公示・22日投開票の日程で第48回衆議院議員総選挙が行われる。神奈川7区(港北区・都筑区※都筑区の一部除く)からは、前職・鈴木馨祐氏、新人・中谷一馬氏、新人・若林靖久氏が立候補を予定している。このほか、同区では希望の党も公認候補を擁立する可能性がある。【10月2日起稿】
自民党公認の鈴木馨祐氏(40)は2005年に比例南関東から初当選。党副幹事長等を歴任し、党青年局長を務める。鈴木氏は「戦略的外交と現実的安全保障で北朝鮮・中国の脅威から国を守る」「バラマキではなく減税や規制改革で民主導の成長に」「社会保障改革や予算の無駄・非効率の削減で将来の負担を減らす」「子育て、教育への投資、適材適所を実現する『働き方改革』で頑張る人が主役の『やればできる日本』に」と主な政策を示す。
元首相の秘書や神奈川県議を経て、14年の前回選挙で民主党から立候補した中谷一馬氏(34)は、無所属、もしくは新たな党からの出馬を模索している。中谷氏は「安倍首相に不信感を抱いている人が多いことを実感している。その受け皿として今の政治を変えていけたら」と話し、「政府による『隠ぺいゼロ』へ。森友・加計問題の徹底究明」「消えない年金・持続可能な社会保障への大改革」「先端技術を活用した新しい経済の創造」を主張する。
共産党公認の若林靖久氏(32)は、(株)湘南光学工業所勤務を経て、日本共産党横浜北東地区委員会の常任委員、同党神奈川県委員会准県委員として活動している。「社会や政治は弱者に対する態度によって評価される」を信条に、「市民と協力できる野党との共闘で秘密保護法、戦争法、共謀罪法を廃止し、憲法を守り、立憲主義民主主義の政治を取り戻す。消費税10%中止、原発ゼロ、中小企業支援と一体で賃金を引き上げ、景気回復をさせる」と訴える。
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