神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2017年11月16日 エリアトップへ

ベトナムの日本語学校を支援する 藤澤 敏(さとし)さん 綱島東在住 70歳

公開:2017年11月16日

  • LINE
  • hatena

ベトナムとの架け橋に

 ○…「なぜ行くのかと尋ねられたら、子どもたちから求められているからかなあ」。経営労働コンサルタントをベースとした会社を経営する傍ら、(一財)日本・ベトナム文化交流協会の専務理事として10数年に渡り、ベトナム社会主義共和国の首都・ハノイにある日本語学校で文化交流や教育支援を続けてきた。来春に予定している訪越が実現すると、ベトナムの土を踏むのは50回目となる。

 ○…7人兄弟の末っ子として長野県ですくすくと育った。「どうしてお前はここを出ていくんだ?」と父と兄に説得されたが、東京で起業したいという夢を叶えるべく高校卒業後に上京。故郷と違いあまりの人の多さに”今日は祭でもあるのか”と尋ねたことも。日本出版販売(株)に就職し、31歳で社内の労働組合執行委員長に。40過ぎで(一財)出版文化産業振興財団の初代専務理事に着くなどしてきた。53歳で退職後、「何か社会に貢献できることがしたい」と考えていたところに同協会から「活動を手伝ってくれないか」と声が掛かり、携わることとなる。

 ○…最近は少し控えているが、幼少期に千曲川で覚えた釣りは趣味の一つ。同僚だった妻と結婚し綱島に住みはじめて40年以上になるが、結婚後に妻の実家である島根県で定置網漁を体験。美味い魚に出合い、また、ほとんど飲めなかった酒も義父に付き合い強くなったという。ここ5年の日課は週2日のグラウンドゴルフ。約30人のメンバーとプレーを楽しんでいる。

 ○…ハノイの学校に初めて視察に行った頃は700人ほどだった学生が現在3倍以上になり、「日本人教師を増やしてほしい」と学校側から要望がでているという。今後は介護や医療の分野において”人材が欲しい日本企業”と”働きたいベトナム人”とのマッチングに注力していく。春には日本の桜を見て楽しむ花祭りを現地で予定。今後も日本とベトナムとの架け橋を築く活動は続いていく。

<PR>

港北区版の人物風土記最新6

内田 大恵さん

横浜市港北区仏教会の会長として活動する

内田 大恵さん

日吉本町在住 56歳

4月18日

小谷田 作夫さん

八杉神社郷土史研究会の代表として八杉神社の歴史を紐解く

小谷田 作夫さん

大豆戸町在住 77歳

4月11日

池本 三郎さん

樹木医として、4月14日に県立青少年センターで行われる講演会に登壇する

池本 三郎さん

箕輪町在住 85歳

4月4日

RINAさん

歓成院観音会館で4月13日に「声明」とコラボしたジャズコンサートをひらく

RINAさん

埼玉県所沢市在住

3月28日

玉川 真さん

第3回港北消防フォトイベント「BAE1グランプリ」で最優秀賞を受賞した

玉川 真さん

仲手原在住 57歳

3月21日

小野 明男さん

3月24日開館、港北区民文化センター(ミズキーホール)の館長を務める

小野 明男さん

川崎市宮前区在住 67歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook