童謡教科書を紹介する高田理事長
童謡を次世代に継承するための活動を続けるＮＰＯ法人日本国際童謡館はこのほど、童謡教科書１冊と童謡教科書歌唱ＣＤ２枚を出版した。監修は同ＮＰＯ法人の大庭照子館長。多くの名曲から50曲を厳選し、できる限り原曲に近いフルコーラスで紹介している。聴き馴染みある曲が多く、楽譜が分かりやすく編集されているのが特徴だという。「これ（この曲）だけは子どもの心の引き出しに入れてほしい。日本語、そして日本の素晴らしさを学ぶことができます」と大庭館長。
収録曲目は『仰げば尊し』『朧月夜』『荒城の月』『どんぐりころころ』『ゆりかごの歌』など。
高田真理理事長は「多くのご家庭で歌ってほしい。世代を超えて一緒に歌えるのが童謡の素晴らしいところ。その魅力が地域に広がっていけば嬉しいですね」と話している。
童謡教科書はＡ４判１１６頁で全53曲掲載、税込１３００円。童謡教科書歌唱ＣＤは一巻・二巻に二十数曲ずつ収録されており、それぞれ税込２０００円。入手方法など問い合わせは、同ＮＰＯ法人【電話】０４５・５６２・１９５０へ。
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