感謝状を受け取った上村さん（左から２番目）
テロ対策を行う「オール港北オリンピック・パラリンピック等対策協議会」の設立にあたり製作された記章（＝写真下）。そのデザインを行ったとして、港北警察署（牧智明署長）から学校法人岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校グラフィック科２年の上村絢音さんに感謝状が贈られた。
記章のデザインは、同科の課題として提示された。与えられたテーマは「オリンピック・警察・港北」。上村さんのデザインは、この３点がバランスよく表現されており、港北区の花と木である梅とハナミズキが施されていて可愛らしいと、約70点の中から選出された。
普段はパソコンでキャラクターを作画しているという上村さん。まずは区のホームページで港北区をリサーチし、区の花・木に注目。薄い色の花びらが映えるように、背景は濃い目のグリーンを使ったという。アイデアは３時間ほどで考え、港北警察署と度々話し合い、直しを入れながら完成させていった。現在、すでに８００個発注されているという。
上村さんは「こんなに多くの人の手に渡るなんて、実感が湧かない」と緊張の面持ちで語った。
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