県政報告【13】 国際社会時代の人材を育むために 県議会議員 武田翔
広がる海外大学への門
文部科学省では、グローバル人材育成の観点から、わが国における「国際バカロレア(International Baccalaureate:以下IBプログラム)」の普及・拡大を推進しています。
神奈川でも県立横浜国際高校で2019年のIBプログラム認定校を目指すため、様々な予算が組まれています。
IBプログラムの一番のメリットは、国際バカロレアディプロマ(IBディプロマ)を取得し、その取得点数により海外の大学の入学試験を受ける資格、もしくは入学資格などが認定校に対して付与される点です。海外への大学進学を目指し、国際的な活躍を夢見る意思の強い生徒にとっては、この上なく素晴らしい機会となります。
デメリットも見極めて
対する現時点でのデメリットですが、国内大学では、特にIBプログラムの制度を活用できる理系学部が少ない点です。
また、IBプログラムを受けた上で国内の大学進学を目指すのは、制度や求められる学力資質の違いからも、非常に困難だと思われます。
そして、履修科目の関係から、高校によっては科目の有無があるため、転校も非常に困難になることが予想されます。
望まれる情報発信
IBプログラムは幅広い人生の選択肢を模索するための手段ですが、県は採択のメリットと、デメリットの双方を積極的に伝えるべきだと思います。
私も積極的に同プログラムの理解に努め、将来的に受験を検討される生徒の皆さん、そして保護者の皆様にも活発な情報提供を行なって参ります。
【国際バカロレア(IB)とは?】スイス・ジュネーブに本部を置く「国際バカロレア機構」が提供する国際的な教育プログラムの通称で、国際的な視野を持った人材の育成を目的として1968年に設置されました。国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的としています。
※出典:文部科学省ホームページ http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/1307998.htm
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