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港北区版 公開:2018年5月3日 エリアトップへ

鳥山町三會寺50人以上の稚児行列も 印融法印500回忌法会

文化

公開:2018年5月3日

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印融法印図(駕牛会提供)
印融法印図(駕牛会提供)

 鳥山町の三會寺で12日、横浜出身の名僧として知られている印融法印の遺徳をしのぶことを目的とした500回忌法会が行われる。当日は、50人以上の稚児行列も実施される。見学自由。

 三會寺(さんねじ)(港北区鳥山町730)で5月12日(土)、印融法印500回忌三會寺法会が行われる。この法会は、横浜出身の名僧として知られる印融法印の遺徳をしのび、改めてその意思をつなげていくことを目的としている。

墓所は市史跡に

 永亨7年(1435年)に武蔵国・久保(現緑区三保町)に生まれ、京都や奈良、高野山で修行を積んだ後に関東に戻り、著作活動や弟子の指導に尽力した印融法印。日本最古の百科事典と言われている「塵袋(ちりぶくろ)」の書写は国の重要文化財に指定されている。永正16年(1519年)8月に入寂したと言われており、墓所の三會寺と観護寺(緑区小山町677の9)は、横浜市史跡となっている。

 印融法印にゆかりのある港北・緑・青葉・都筑・鶴見・神奈川区の高野山真言宗寺院31カ寺で構成する「駕牛会」は、入寂から数えて500回忌に合わせて昨年10月から「お待ち受け声明公演 声の燈」(同寺)、「印融さんを学ぶ会」(緑公会堂)、ゆかりの地を巡る「印融さんの足跡をたどるウォーク」などの関連行事を行ってきた。

11時から法会

 当日は午前10時30分から稚児行列を実施する。金棒を先頭に50人以上の稚児行列が続くほか、雅楽(笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき))が演奏される。11時より庭儀理趣三昧法会が行われる(共に見学自由)。

 また、7月20日〜9月2日の期間に「印融法印パネル展」(横浜市歴史博物館)、9月17日には観護寺にて「法要付庭儀理趣三昧舞楽法会」(午後1時〜)を行う。

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