神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2018年5月31日 エリアトップへ

国交相表彰を受賞した高田の丘美化活動推進連絡会の会長を務める 古田 邦夫さん 高田町在住 75歳

公開:2018年5月31日

  • LINE
  • hatena

夢尽きぬ 現役のままで

 ○…「環境は維持するものではなく作るもの」――。街の清掃、花壇の整備を始めて早16年。今もなお高田町の彩りを守り続けている。ゴミであふれる我がまちを目の前にして「何が何でもキレイにする」と燃える正義感を胸に駆け抜けてきた。ツツジが役目を終えようとしている現在は、黙々と剪定中。

 ○…岐阜の山奥で油絵を嗜んでいたのは中学生のころ。高校で上京すると、広告デザインへの興味がむくむくと湧いて出た。「真新しい商品が次々と発売された当初、その広告を作りたいという思いが膨らんで行った」。画家の描くイラストで広告を作成していた時代。「これからは写真が主流になる」と先を読んで、週刊誌やレコードジャケットの写真レイアウトを仕事に。40歳になると独立し、六本木の事務所で多くの作品を世に送り出していった。ハワイの親善大使に任命され、カウアイ島でTV番組制作も受け持った。

 ○…まちの先生として地元の中学校などで英語を教えることも。そこで用いるのは独自のメソッド「漢字nglish」。英単語と漢字の意味を照らし合わせながら「暗記せずに」身に付けていくという。ハワイの仕事をしていた頃、漢和・英和辞典を片っ端から読み進めながら開発したとか。「いつかこのメソッドを本にして、世に広めていくのが夢」と未来航路図の構想は尽きない。

 ○…20代の頃から趣味のヨットに乗り続けている。「水平線のその先の、見えないものを想像するのが楽しい」。スタミナをつけるため、毎朝4、5キロのウォーキングも欠かせない。そうして鍛え上げられていく挑戦心と忍耐力が元気の源。「やりたいことがたくさん。だからまだまだ現役でいたいね」。そう語る瞳は少年のように輝いている。

<PR>

港北区版の人物風土記最新6

内田 大恵さん

横浜市港北区仏教会の会長として活動する

内田 大恵さん

日吉本町在住 56歳

4月18日

小谷田 作夫さん

八杉神社郷土史研究会の代表として八杉神社の歴史を紐解く

小谷田 作夫さん

大豆戸町在住 77歳

4月11日

池本 三郎さん

樹木医として、4月14日に県立青少年センターで行われる講演会に登壇する

池本 三郎さん

箕輪町在住 85歳

4月4日

RINAさん

歓成院観音会館で4月13日に「声明」とコラボしたジャズコンサートをひらく

RINAさん

埼玉県所沢市在住

3月28日

玉川 真さん

第3回港北消防フォトイベント「BAE1グランプリ」で最優秀賞を受賞した

玉川 真さん

仲手原在住 57歳

3月21日

小野 明男さん

3月24日開館、港北区民文化センター(ミズキーホール)の館長を務める

小野 明男さん

川崎市宮前区在住 67歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook