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港北区版 公開:2019年1月1日 エリアトップへ

自然の恵み、この手で 私たち「狩りガール」

文化

公開:2019年1月1日

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狩りガールの正田さん(右)と後藤さん
狩りガールの正田さん(右)と後藤さん

 女性狩猟者、通称「狩りガール」をご存知だろうか。神奈川県ではここ5年、女性登録者が2倍以上に増えており、約250人いる。そこで市内在住の狩りガール、モデルの正田美里さん(港北区・以下正)と料理家の後藤広美さん(都筑区・以下後)に話を聞いた。

―狩猟歴は?

 正「10年目です。事務所の社長に誘われてクレー射撃を始めたのがきっかけ。今年ライフルの免許も取得しました」後「私は2年目。鳥撃ちをする女性料理人をたまたま見て、私もやってみたいと」正「初めての猟の時、山の中に一人取り残されて。寒さ心細さと戦いながら、イメトレしていました」後「『来たら撃てよ!』って独りポツン。私はパニックになっちゃいましたよ」正「何時間も待って、一匹も見つけず終わっちゃうと悲しい。でも皆で力を合わせて獲れた時は達成感があります」

―実際捕獲した経験は?

 正「私は北海道の流し猟でシカを。それから楽しさを知りました」後「イノシシを撃ったことがあります。お腹を貫通したけどまだ逃げるんですよね。ほかの人にも撃ってもらって無事捕獲。40kgぐらいだったかな」正「すごい!イノシシってなかなか見かけないから、出たらみんなテンション上がるくらいレアですよ」後「ビギナーズラックです。そうそう。最近”県猟ガールズ”というグループに入って。会合で『いつか女性だけで狩りに行きたいね』なんて話しています」正「楽しそう!」

―捕獲した獲物は?

 正「みんなで分けて持って帰ります」後「どうしたら肉が柔らかくなるかとか調理法を一日中考えるのがもう楽しくて。イノシシはチャーシューやモツ煮込みなど作りました。友人とジビエ料理研究会も開いています」

―自分で獲ったものを食べると、ありがたみがより強くなりそうですね

 正「狩りを始めた時一番に思ったことです。自ら殺めて頂くことで、普通に食事できることがとてもありがたく感じます」

後「そうそう。捕獲しても軽々しく喜んじゃいけないと思っています」

―今後の目標は?

 正「ライフルで大物を狙いたいです。まだ出会えたことがないクマとか」

後「仲間が辞めたら私も辞める。皆さんが元気に走り回る姿が素敵で、始めたくらいですから」正「ベテランさん、本当にカッコいい。憧れの存在」後「仲間に恵まれて、今とても楽しいですよ」

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