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港北区版 公開:2019年2月14日 エリアトップへ

菊名地区センターで南京玉すだれ講座を開始した 舟貝 政夫さん 綱島西在住 78歳

公開:2019年2月14日

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簾掲げ、見上げる夢

 ○…巧みな口上に乗せて簾を自在に動かし、様々な形を作り上げていく。見ている者は皆、思わず笑顔で喝采――。「南京玉すだれ」に出会い、19年。今では大師範という肩書きを持つ。その腕と情熱は、もはや趣味の域ではない。「会社の上司とは違い、世間の目って厳しいからさ」とプロの自覚と矜持で対峙する。

 ○…関西電力に勤めていた頃のこと。転勤が多かったことから「一職場一趣味」をモットーに俳句、三味線、ゴルフなどを嗜んできた。南京玉すだれは定年間際に弟子入り。シンプルな芸だけれども歴史に謎が多く、その「奥深さとロマン」に魅了されてしまったそう。「ビジネスにしないと拡大しない」とイベント会社まで起業し、日本選手権も開催。海外で現地の伝統音楽に合わせて披露したことも。関西では6教室を受け持っていた。そして港北区に移住した今、講座を開講し、新たなスタートを切る。

 ○…際限なく自分自身のハードルを上げ、開拓し続けるのは「こんな楽しいことはない!」と瞳を輝かせる。人生100年時代と謳われているからこそ、定年後も一人ひとりが何かのプロであって欲しい。家族にも全力で応援してもらえるくらいに。「やめてよって言われるのは未熟だから。プロにならなきゃ応援はしてもらえない」。”現役”夢追い人に、皆背中を押されるに違いない。

 ○…「かつて肩を並べた歌舞伎は、無形文化財に成り上がった。それは異国の地で受容されたからなんだよね」。だからこそ目指すのは、日本が海外から注目される2020年に日の目を浴びること。英語で披露するためにインターネットで毎日英会話を習い、体力づくりにジムへ。驚くほど揺るぎない決意を感じる。さてさて、南京玉すだれの本番は、これからだ。

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