東急東横線大倉山駅のリニューアル工事の主要部分が昨年末終了したことを受け、東急電鉄は2月7日、「大倉山駅リニューアル記念式〜感謝の思いを伝える会〜」を実施した。駅に愛着を持ってもらうとともに、地域との信頼構築が狙い。
同駅リニューアル工事は2015年12月から実施され、ホーム上家改修、鉄骨塗装、ホーム外壁改修、ベンチ設置、意匠照明新設等が行われた。
そのコンセプトは「街に映える駅」。大倉山駅前から広がるヨーロッパ調の明るい商店街に溶け込むよう、駅外壁など白や茶色等のアースカラーでデザインし、ホーム上の照明も、ヨーロッパ調のものを設置している。
セレモニーは同駅前に紅白の幕で仕切った会場で行われ、式典直前には、東急電鉄のゆるキャラ「のるるん」の着ぐるみが登場し雰囲気を盛り上げた。
またセレモニーには地域住民の代表として、須田茂松大倉山商店街振興組合理事長、山田浩之エルム通り商店街会長、飯山精三大倉山地区連合町会会長が出席。須田理事長は「大倉山駅のリニューアル完成、街が明るくなり非常に喜ばしい」とあいさつ。同駅を所管する田中勝彦菊名駅長は「工事期間中の協力に感謝。まだ一部工事が続くが引き続きご理解、ご協力を」と述べ、その後、鏡開き、記念植樹、「のるるん腕輪」と記念ファイルの無料配布などが行われた。
同社事業推進部沿線企画課課長の平江良成さんによれば「この規模のリニューアルで式典は珍しいが、駅に愛着を持っていただき、街の中心としてイメージアップを図るため、今後はこのようなイベントを増やしていきたい」と話していた。
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