4月に港北図書館の館長に就任した 青木 邦男さん 西区在住 58歳
地域に愛される場所に
○…「性別や年齢を超えて、地域の人々の生活の拠点にしたい」と住民に寄り添った図書館の実現を目指す。港北区については「人が多く活気のある印象」と話し、朝の通勤時には菊名駅の利用者の多さに驚かされたと話す笑顔には、新天地への期待が垣間見える。
○…21歳で水道局の職員として社会人の第一歩を踏み出した。「求人があったから始めただけ」と言うが、横浜市内で初の取組みとなった水道メーターの民間委託事業を成功させるなど29年にわたり勤め上げた。その後は、南区役所や教育委員会の仕事を歴任。南区役所配属時には、桜の名所大岡川で、冬も楽しめるようにと桜の木々を電飾でライトアップした。春以外にも多くの人が来てもらえるようにと企画したが「地元商店街が積極的に協力してくれた」と当時を回想し、「やはり、行政は地域の人々があってこそ」と力を込める。
○…出身は南区。小中学生時代は学校が終わると友人とゲームや野球に明け暮れる子どもだった。区役所職員として地元に戻った時には「『邦ちゃんおかえり』と声をかけてもらった」と照れ笑いを浮かべる。現在の楽しみは月2回の茶道。2年前に出合い、趣のある作法の奥深さに魅了されていった。今では妻と一緒に通うようになり、「着付けまで覚えて、実はすっかり奥さんの方がはまってしまった」とにっこり。
○…図書館運営は、職員だけでなく多くのボランティアによって支えられている。彼らが働きやすい環境を整えることが、利用者へのサービス向上につながると真剣な表情を浮かべる。地域の拠点となるには「まだまだ、知らないことばかり。まちに出てたくさんの人たちと触れ合い、知ることが第一歩」。地域を愛する館長の新しい挑戦が始まった。
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